Daichiです。
夏休みシーズン到来です。
私は一足先に夏休みを終えました。
夏休みかぁ・・・
「あなたには計画性がない」
幼少期に母から夏休み中に延々と言われたこの一言。
そんなことはないよ、母。
やろうと思えば何十年後の計画だって立てられる紳士な男ぞ、私は。
そう言い返したいのですが、今思えば本当に計画性がないようです。
理由はこちら。

4月にオープンし早4ヶ月。
お店を認知してもらうためにはイベントごとが必要だと思い立ち、SALEイベントと古着イベント、そして今回のHOED POP UP STORE。
計画性が欠如した結果が7月中旬から8月末まで3イベント。
詰め込み過ぎました。
弁当ならトマトが弾け飛んでいるくらいの詰め込みようです。
間隔を空けるという日本語を先ほど知りました。
そんな便利な言葉があるなら教えていただきたかったよ、母。
何はともあれ古着イベントに続き帽子イベントを開催いたします。
HOED -POP UP STORE- in STOTELA
8/20(水)〜9/1(月)までの期間で帽子ブランド”HOED”のご協力のもと、POP UPを開催する運びとなりました。
以下、ブランド詳細です。
[BRAND]
HOED(エイチオーイーディー)
[ABOUT]
”生地本来の特性や表情を大切にする事を軸に、時代に流されないBASICに拘りをもった帽子を手作業で、一つ一つ丁寧に製作しています。
生地によって帽子がいき、帽子によって生地がいきる帽子づくりをする事で、色落ちやシワなどの経年変化も楽しんで頂きたい。”
そのコンセプトのもと、HOEDでは型紙から裁断、縫製、仕上げに至るまでを一人の職人兼デザイナーが一貫して製作。
帽子制作に携わる全てのモノをご自身で作り、日々技術の向上と進化を止めない姿勢がやはり職人気質であり、その拘りが製品にうまく落とし込まれています。
また、コンセプトにもある”BASIC”を念頭に置き、生地と帽子(形)の相性を考えて製作。
流動的なファッションシーンでも流行に囚われることのない普遍的で長く着用できる帽子が完成します。

イベント期間中はHOEDのアイテムを幅広いラインナップで取り揃えるだけでなく、スワッチをもとにサイズやカラーをオーダーすることも可能です。
STOTELAには帽子ブランドがない。
理由は簡単。
しっくりとこなかった、ただそれだけの理由です。
「デザイン、シルエット、縫製、品質、価格」様々な帽子ブランドを探しましたがそのバランスが非常に難しく、オープンに間に合わず断念。
その後もブランド調査をしていましたが、やっぱりしっくりこない。
探しているのはバランスがよく、拘りがありちょうど良い価格。
STOTELAで取り扱っているブランドと組み合わせても邪魔になるどころか良いアシスト役にもなり、大人も被りやすくタフな帽子。
HOEDの職人兼デザイナーであるM氏が当店に足を運んでくださったのはそんなことを考えている矢先のこと。
話を聞いている際は、「どうせお高いんでしょ〜」と心の中で十数回呟いていました。
だって外注せずに全ての工程を一人でこなし、生地とパターンにも拘る。縫製関係ならまだしもパナマハットだって手作業で成型する、もちろんお一人で。
忍法お断りの術を唱えようとしたところで価格に注目です。
基本的に当店ではあまり価格がどうのこうのは言いたくないのでこの辺でSTOPしますが、まぁ〜価格に対して品質が合っていない!(良い意味で)
しかも洋服の邪魔をしないBASICスタイル。むしろ生地の良さが前面に出てきているからかモダンな空気感のある、まさに求めていた帽子でした。


ただ、SSアイテムがAWアイテムに切り替わる難しい季節柄。
SS仕様か、はたまたAW仕様か悩みに悩み、思い立ったのが今回のイベントです。
せっかくなら多くのラインナップを集めてみなさまにご提案しようではないか、というイベントです。
そんな急遽考え出した無茶振りイベントにもM氏は快く承諾していただき、このイベントが本格的に始動しました。
そして現在。
またも無茶振りを言ってしまったが故に、M氏は生地探しの旅にお出かけとなってしまっています。
内容は「ナイロンタフタ系のセーラーハットがあればなぁ。」と何の気無しに発してしまい、今回のイベントのためにと特別に作っていただく運びとなりました。
ありがたすぎて頭が上がりません。
再度お会いした際はコンクリ床に頭がのめり込むくらいに頭を下げようと思っているほどに。
今回のイベントにあたりHOEDの工房にもお邪魔させていただきました。







夏の陽炎と縁側で聴く蝉の鳴き声で夏休みを連想するように、工業用ミシンの不規則なベルト音に皮革と布帛、オイルが混ざった香りはアトリエ独特の”それ”。
工場とはまた違った空気感で非常に心地が良く、でも初めて立ち入る場所の鮮度もあり高鳴る鼓動を抑えることなく、ただただ要望(わがまま)を投げかける私。
この神聖なアトリエの雰囲気を私という存在が邪魔をしているにもかかわらず、それでも快くこのわがままに対応してくださるデザイナーのM氏。感謝の気持ちでいっぱいです。
イベント用のイメージ動画も作成しましたので、宜しければそちらもご覧ください。
POP UP開催中は他ブランドの新作25AWアイテムも陳列しておりますので、帽子と組み合わせながらご覧いただくことをお勧めいたします。
それではHOED -POP UP STORE-のイベント概要です。
①HOEDの帽子を幅広いラインナップで店頭にご用意。
②一部のアイテムをオーダーすることが可能。
※オーダーの際は完成まで数週間お時間を要します。
③HOEDで普段は取り扱っていない、特別生地を用いたSTOTELA別注アイテムをご用意。
SALE→古着→帽子と、イベント続きで非常に”アツい”STOTELAです。
熱中症にお気をつけて、こまめに水分補給をしながら店内をご覧ください。
それではご来店お待ちしております。
投稿者|Daichi

