Daichiです。
西浅草にSTOTELAをOPENしてもうすぐ1ヶ月が経ちそうです。
準備でバタつき、OPENしてバタつき。一息つく間もなくオンラインショップの商品撮影に慣れないYoutube撮影・・・。予想はしていましたが慌ただしく時が経ち、気がつけばこのジャーナル(簡易ブログ)の存在を思い出して今に至ります。
このジャーナルでは主にイベントのお知らせや新規取扱いブランド、入荷アイテムのご紹介をしていこうと考えいますが、今日のようになんとなく思いつきで様々なことを”語ろう”かとも思っています。
正直この時代にこういったブログは時代錯誤だろうなー、とも思っていますがせっかくあるコンテンツですし、肩肘貼らず気の向くままに書いていきます。
なぜ西浅草かって?
はい、お取引きの方々やご近所さんに知人、すべての方々が開口一番に聞く質問はなぜ西浅草か?ということです。
実は明確な答えはご用意していません。縁もゆかりもない土地でなぜ?私の出身地は東北の人々の記憶と記録から消滅しそうな集落(スラム街)の出ですし、上京していた時も西東京住み。浅草とは全くご縁がございません。
ただ、きっかけのようなものは2つほどあるのかと。
1つは落語を聞いていたこと。別に好きでもないですし、笑うこともありませんがなぜか落語を聴いたり図書館で落語の本を借りたりしています。気がつけばかれこれ15年以上、特に詳しくなることもなく落語家の名前を覚えることもなく、ただただ聴いています。音楽の方が聴き心地がいいし、漫才の方が笑います。今はYoutubeなどでも手軽に過去の噺が聴ける分、風邪をひいた時やインフルにかかった時、コロナに感染したときもずっと聴いていました。基本的に寝込んでいるときがおすすめです。
2つ目はドヤ顔で洋服の説明をすることが快感の一種になっていること。
”糸・生地・編み・織り・縫製・背景”にこだわりや深みがあると人に語りたくなる性癖を持っています。にわかは語りたがります。その延長線上で洋服に関わってきたのだとここ最近気がつきました。
この2つを結び、自ずと頭の中に浮かんだ言葉が「語り部」。ストーリーテラーです。ストテラです。タモリさんの四カ国麻雀も少し思い浮かびます。

そしてそこから導き出された土地は浅草でした。少し奥まった場所ならお客様が嘔吐するまでじっくり語れるだろうと思い西浅草に決定です。奥浅草も悩みましたが、そっちには住もうかと。これで奥も西も制覇やで、おかんおとん。
ただ予想より少し奥まりすぎました。”あの浅草”なんですがインバンド需要は向こう50年はないような気がしてなりません。


もちろんビジネス的側面もミリ単位で考慮してます。が、「なぜ浅草?」と聞かれた際は先ほどの2つの理由をすらすら答えられずに、結局のところモジモジする結果となります。よろしければ私に商品の説明をされている最中に「なぜ浅草に?」と問うてみてください。ドヤ顔から俯き始め、モジモジしてから号泣しだします。終いにはモラハラ相談センターに駆け込みます。
なぜ内装工事を自分たちで行なったの?
はい、予算の都合上そうせざるを得なかったからです。DIYみたいなものです。コンクリの床を斫(はつ)り、排水管と給水菅を入れ、トイレを設置。天井の木毛セメント板はそのままに壁を塗装し、床にはクリア塗装を。完全にDIYです。

衣服販売事業のほかに建設事業もある弊社だからなんとかできた力技です。ストテラのチャンネルとは関係はないのですが、別チャンネルで工事の様子をYoutubeに収めているので、体調を崩し寝込んだ際に是非ご覧ください。
Youtube → 内装工事動画
ちなみに水道工事は結果的にうまくいきましたが、老朽化により生きた水道管が破裂した様子も少しだけ映像に記録しています。都内の閑静な住宅街で噴水を間近でみたことは私の人生においてもっとも希少な経験だといえます。私たちの顔が真っ青なのに対し、道路まで約2時間もの間噴射し続けた水には美しき虹の橋がかかっており、画角を変えれば現代アート作品にもなりうる混沌と美しさが入り混じっておりました。
なぜYoutubeをはじめたの?
STOTELAではYoutubeでの商品紹介もはじめました。SNSやYoutubeを通して商品のご紹介ができたらと始めたのですが、こちとらいかんせん一般人中の一般人。カメラを前に言葉は詰まるわ、噛むわ、変な汗がでるわ、台本なんてないのに棒読みだわ。まぁ、とても観れたものじゃない、、、。カメラの前が恥ずかしいからと要所要所でいらないおふざけを入れ、さらに映像を悪化させる始末。撮影と編集を担当しているもう一人のスタッフMacha氏も観ていられないと嘆く有様。良い機材や映像編集があっても私という粗悪な素材が映像をダメにしています。
せっかくなので今現在(2025年5月)の最新のYoutube動画を貼っておきますので、ホラー映画を観る際のあの覚悟を持ってご覧ください。
しかし、続けていこうとも思っています。オンラインショップで写真を見ることができても生地の良さや硬さ、柔らかさをお伝えするにはやはり写真よりも映像の方が伝わると考えているからです。今ところアイテムの良さよりも私の悪さが目立っていますがそこは少しずつ改善していきます。お見苦し過ぎて息が詰まりますが暖かい目で観ていただけますと幸いです。
そういった具合に我々ストテラは右往左往しながらも営業をしております。今更ですが当店はメンズを中心としたお洋服のセレクトショップです。浅草に訪れた際はぜひ当店へお立ち寄りください。
それでは。
投稿者|Daichi

